俺、沖縄ででーじえらい目にあったさ~ その⑥

明けましておめでとうございます。
年末さぼってしまったため、連載もまさかの年越しをしてしまいました汗

国頭村からスタート地点の奥までバスで移動したら、自転車の移送トラックを待ちます。
もろもろ準備が整った後は、周りの坂や平地を使ってアップをします。国際クラスや市民の長距離クラスの通過は意外と遅いのでゆったり準備ができます。
しかしゆっくり準備をしすぎるとスタートの列に並び損ねてしまうので要注意です!
自分もうっかり気づいたら70~80番手くらいになってました。
最初の列の前には、シード選手50名が並ぶので実質100名以上が前に並んでいます。



なんてこった…



自転車で場所取りをした後は、1時間以上待ちぼうけです。
携帯も何もない待ち時間はつらいですね…
そうこうするうちにスタートラインまで移動が始まります。
隙間を縫ってじわじわ順手をあげていきます。

スタート位置までの駆け引きは得意です(`・ω・´)

市民100㎞のスタートでいやらしいのは、スタート時間が前後することです。
他のクラスの進行に左右されるため、まだまだ時間があると思っていたら急に1分前のカウントが始まったり、10分スタートが遅れたりといらないドキドキがたくさんです(´・ω・`)

しかし、今年は予定通りのスタート時間。

「パーン」

乾いた発砲音でみんな一斉に動き出します。

最初、スタート100mでいきなり奥ののぼりが始まります。
ここはパレードスタートといっても半端な人は簡単に振り落とされてしまいます。
ペース的には250w~300w程度で進みます。
頂上から先の下りでは、海岸線までの間にトンネルがあることもあり落車を嫌う人たちによる高速ペースが続きます。
こういった区間があるため、沖縄では上りに特化した軽量ホイールでは分が悪くなります。
代表のボラ50が爆速です!

海岸線に出たところで他のクラスの人たちをどんどん吸収して集団が肥大化していきます。
今年は追い風に恵まれ高速で平坦区間を消化していきます。
20~30番手あたりでブラブラしていると、1時間ほどでフンガワダムのふもとまでたどり着きます。
フンガワダムの上りが始まっても集団の速度は落ちないため、すごい勢いでふるいがかけられていきます。
それがわかっている人は位置取り争いをするため、上りの入り口までに10番手以内に入っておきました。

いざ上りに入ると、思っていたよりはマイルドに、しかし、決してゆっくりでない速度で進みます。
サイコンをみるとパワーは300wを超え続けています。
正直前に出ることができません。
つまり中切れが起きたらジ・エンド…
後ろを振り返れば絶望の表情で前を追う選手ばかり。
自分がほぼ列車の最後尾で上りをこなしていきます。
実際、今年の仕上がりから考えればレッドゾーンで必死についていきます。


「ここでちぎれたらすべてが終わる。沖縄まで何のために来たんだ?」

もうメンタルだけは折れないように必死に自分に言い聞かせます。
しかし無情にも前との距離が3m、5m、7mとじわじわあいていきます。
死んでも離れん!と気張った瞬間KOMの看板が見えました!

この看板が見えた瞬間救われた気がしました。
あとはしばらく下り区間が続きますが、ここでなんとか体力を回復させたいです。
しかし、後続から復活してくる大型選手を嫌いペースは緩みません。上りで力を使い切り下りでちぎれていく選手も出てきます。
そういった選手をかわしつつ下っていきます。


「少しくらい休ませてくれないとヤバい…」



ここまで耐えたマイマイはこの先どうなるのでしょうか…?

…続く

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